
イスタンブールは、2つの大陸にまたがる世界唯一の都市です。東洋と西洋が融合する街で、紀元前3000年にさかのぼる豊かな歴史があります。当初から都市は通商の道として利用され、ビザンチウムの時代から世界貿易の中心として知られていました。ボスポラス海峡を真ん中に、ヨーロッパ側とアジア側に分かれるこの都市は、7つの丘の上にあります。
イスタンブールは買い物天国です。長い間、奴隷が売買されてきましたが、今日、露店には美しいトルコの装身具、敷物、スパイスや宝石が並んでいます。もはやトルコの首都ではないけれども、繁栄する都市として、国の非常に重要な役割を担っています。
ここにはイスタンブールの歴史を物語る見所がたくさんあります。歴史豊かな博物館、記念碑、モスク、宮殿が数えきれないほど並んでいます。芸術志向の人は、街中にある多くのギャラリーにも感動することでしょう。
イスタンブールで、食事に事欠くことはありません。伝統的なカバブやメッツェから、中華料理、アメリカンスタイルのテイクアウトまで、多種多様な料理があります。

市の至る所に多くのホテルがあります。ホテルはクラスも価格も様々ですが、閑散期(10月~3月)には、常により安く泊まれます。豪華なホテルからビジネスホテル、スタンダードなホテルにゲストハウスまで、選り取りみどりです。ビジネス旅行客は、商業地区の中心となるタクシム広場やその近辺のホテルに滞在することが多いようです。豪華なホテルは、歴史地区のスルタンアフメットに集まっています。イスタンブールのどこに泊まるにしても、サービスは素晴らしく、スタッフは驚くほど有能でフレンドリーです。

イスタンブールの歴史は、人々が定住を始めた紀元前3000年にさかのぼります。住民は、数千年もの間、大変つつましく平和に暮らしていました。紀元前7世紀に、ビザス王がギリシア軍を率いて都市にやってくると、この地を占領し、ビザンチウムと改名しました。
その後、紀元前1世紀にローマ人によって征服された都市は、本当の意味で繁栄が始まりました。西暦306年、ローマの皇帝コンスタンティンはビザンチウムをローマ帝国の首都とし、コンスタンチノープルと名前を改めました。5世紀は、大きな変動と変化が続きました。西ローマ帝国は、ゲルマン人によって征服されましたが、東ローマ帝国(別名ビザンティン帝国)は、コンスタンチノープルを首都に発展を続けました。6世紀の暴動で破壊された都市は再建され、その多くの建物は現在も残っています。
その後数世紀にわたり、ペルシャ人とアラブ族による、コンスタンチノープルへの攻撃が続きました。これらの戦いで都市は弱体化し、ついに1453年に降伏し、オスマン帝国によって征服されることになります。イスタンブールと名前が変えられ、オスマン帝国の3番目、そして最後の首都となりました。16世紀の中頃までに、都市の人口はほぼ50万人まで増加し、文化、政治の中心となりました。
オスマン帝国は第一次世界大戦で破れ、イスタンブールは連合国によって占領されました。独立戦争後の1923年にトルコ共和国が成立し、アンカラが新首都となります。 首都ではなくなったものの、イスタンブールは拡大を続け、今日の推計人口は、およそ1300万人です。 産業と観光が発展し、現在、都市は活動の中心地として繁栄しています。

イスタンブールは、夏が観光客に最も人気の高い時期です。7月、8月の毎日の気温は28℃で、夜もとても暖かです。11月から2月は冬で、イスタンブールの降水量は高くなります。(特に12月)
イスタンブールを訪れるベスト・シーズンは春です。暑い夏に比べ涼しく、雨も少ないうえ、ピーク・シーズンを迎える前なので、市内も静かです。4月から6月の気温は15℃~25℃で、夜も快適に過ごせます。
トルコの多くの地域は、4月半ばまで大変雨が多く、冬には雪の降るところもありますので、トルコを旅行する際には暖かくして行きましょう。































