バンコクはその時の気分を和らげたり、波立たせたりすることが出来る街です。都会のコラージュ、きらめく富裕、貧困という影、大量消費への誘いや驚異的な汚染、この街は人々の普通の感覚を全て飲み込んでしまうかのようです。
 急発展を遂げた人口900万人超のタイの首都バンコクには、素晴らしい食べ物、文化、エキゾチックな建築物、寛大な仏教徒、フレンドリーなタイのホスピタリティーの中に、ユニークなシャム遺産が今でも残されています。バンコクの発展の象徴である新設「スカイトレイン(BTS)」は、主要エリアへ行く便利な手段だけではなく、乗車中は首都バンコクの素晴らしい景色が楽しめます。
バンコクは、アジアで最も素晴らしいと言われる寺院の数ヶ所を所有しています。日の出の時間帯にチャオプラヤー川沿いのワット・アルンへ行くと、このエキサイティングな都市の真ん中で見つけた平和に感動するでしょう。バンコクは世界で最も魅惑的な都市の1つであることは間違いありません。タイ旅行の際は是非訪れたい観光地の一つです。
 現代文明が、歴史上の財産へと取ってかわっていく姿はバンコクのさほど遠くないところで見ることが出来ます。壮観な屋根のライン、広い壁、贅沢な装飾を持つ王宮はタイで最も有名な建築物です。国宝にも指定されている黄金仏像は人々が仏陀や国王陛下へ敬意を払う場所でもあり、生きた記念碑です。
国立博物館は、新石器時代の道具やタイ芸術のコレクションが収集されています。東南アジア最大の博物館です。
 グランドハイアットホテルにあるエラワン神殿では日常の生活の中で古くから伝わる儀式を垣間見ることが出来ます。ホテルの繁栄を祈り建てられたこの小さな神殿は、女神が奇跡を呼び起こすことで多くの仏教徒がを訪れます。たまに、早朝この神殿でタイ宗教舞踊が披露されています。
モダンなタイ・カルチャーセンターでは、タイの伝統的な踊りを見ることができます。
 娯楽やショッピング天国でありながら、仏教寺院をはじめとする観光名所も数多くあります。カメラファンには見逃せない水上マーケットやチャオプラヤー川のクルーズなども忘れることは出来ません。
バンコクの平均気温は年間を通じて30〜35℃くらいです。最の雨の多い月は9月、10月ですが、冷たいスコールや轟く雷鳴の合間には、きっと太陽が顔を覗かせるでしょうから心配するほどのことはありません。雨季には、ホテルの宿泊料も割引になることが多いようです。
バンコクの歴史はチャックリー王朝時代から200年間にわたり現在に至っています。1782年チャオプラヤー・チャックリーがラマ1世として王朝を継承後、まずは都をバンコクへと移しました。
国王ラマ1世はチャオプラヤー川向かい側のトンブリーから都をバンコクへと移した創立者と言われています。バンコクという街は正確には既に存在しており、西洋からの商人が首都アユタヤへ向かう途中にバンコクへ立ち寄りました。バンコクの創立の背景には16世紀や18世紀に滅びたチェンマイやアユタヤを侵攻するビルマのシャム王国侵入がありました。タイ人はビルマ人を追放し、トンブリーに首都を移しました。1782年にチャックリー王朝の国王ラマ1世は川の向かい側にあるバンコクへと都を移しました。
国王ラマ1世の考えは、1767年にアユタヤがビルマの軍によって倒壊した後、さらに別のビルマ軍からの攻撃を避けるためには都を流れる川が必要というものでした。新たな攻撃を受けた場合に、簡単に避難できる経路を持つことが理由です。チヤオプラヤー川に沿って歴史の積み重ねをかいま見ることができます。古代寺院から現代の高層ビルまで古い木製のロングテールボートに乗ってバンコクの景色や雑踏が歴史を超越させてくれます。
|