通貨と両替
 ロシアの通貨はルーブルで、1ルーブルは100カペイカです。紙幣は1000ルーブル、500ルーブル、100ルーブル、50ルーブル、10ルーブル、硬貨は5ルーブル、2ルーブル、1ルーブル、50カペイカ、10カペイカがそれぞれ流通しています。単位記号は「р.」、国際通貨コードはRUBです。語2006年8月現在1ルーブルは約4.4円です。
両替とATM
 両替は、公認の両替所か認可を受けた銀行ででき、その内容は全て、入国時に発行される通貨申告書へ記入しなければなりません。両替レシートは全て取っておくようにしましょう。両替所の数は多く、すぐに見つかるでしょう。大型店やホテルでも両替ができます。米ドルからの両替が最も簡単です。外貨での支払いや、非公式の両替は法律で禁止されています。なお、1998年以前に発行された紙幣は受け取らないようにしてください。
営業時間
公共機関と銀行の営業時間は月曜日〜金曜日のだいたい午前9時30分〜午後5時30分です。土曜日と日曜日は休みです。
クレジットカード
VISA、アメックス、ダイナースクラブなどの主要クレジット・カードや、デビット・カードでの支払いは、大型ホテル、外貨店、レストランで可能ですが、現金(ルーブル)の方が好まれます。カードの使用可能店や、その他のサービスについての詳細は、それぞれのカード会社にお問い合わせください。
トラベラーズチェック
追加手数料のかからない、米ドル建てトラベラーズチェックをお勧めします。
現金の持ち出し・持ち込み
ルーブルの持ち込み、持ち出しは禁止されています。外貨の持ち込みに制限はありませんが、3000米ドル相当を超える場合は申告が必要となります。外貨の持ち出しは、入国時に申告された金額まで可能です。
電圧とプラグ
電圧は220Vで、周波数は50Hzです。プラグは2ピンのヨーロッパCタイプです。ロシアのホテルでは、アダプターと変圧器が用意されているところは少ないので、必要に応じて持参するようにしましょう。
健康と安全
 水道水は飲料用ではありません。歯磨きの時も使わないようにしましょう。
担当医と最新の予防接種情報を確認し、ジフテリア、腸チフス、A型肝炎、B型肝炎の予防接種も検討してみてください。インフルエンザが流行する春または秋にロシアへ旅行される方は、インフルエンザの予防接種もおすすめします。
外国人がよく利用する私立病院は、非常に高くつきますので、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。常備薬は忘れずに持参しましょう。
言語
 公用語はロシア語ですが、100を超える地方語があります。中には英語、フランス語、ドイツ語を話す人もいますが、ロシア語を少し覚えていくとより楽しめるでしょう。
治安と安全対策
 ソビエト連邦の崩壊とともに、ロシア全域で犯罪が増えていますが、ほとんどはマフィア同士の抗争です。世界の多くの都市同様、貴重品を見せびらかさない、夜間に通りや公園を一人で歩かないなど、普通に用心していれば大丈夫です。
込み合った電車、バスの中では、スリやひったくりにあうことがあります。ホテルの部屋も安全ではありませんので、部屋を出る際は、持ち物は全て鞄につめて鍵をかけ、セーフティーボックスがあれば使うようにしましょう。
タクシーには気をつけてください。白タクは利用しないようにし、すでに乗客のいるタクシーへの乗り合わせも応じないようにしましょう。
チェチェンや北コーカサスへ行くことはお勧めできません。外務省の海外安全ホームページや旅行会社から、最新の安全情報を確認するか、通常の観光ルートを離れないようにしましょう。
チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア、カラチャイ・チェルケス、カバルダ・バルカル(エルブルース地区を含む)、スタブロポリ地方の東側および南側、特にチェチェンや北オセチアに接しているところへの旅行は避けるよう強くお勧めします。旅行の予定がある方は、状況をよく把握しておくようにしましょう。ロシアでは、公共の場での自爆テロなど、国内テロが続いています。
電話
通信基盤は最近急速に改善されましたが、ロシアでの電話は、難しく、高くつく場合があります。最善の策は、ホテルの電話を利用するか、AT&T、スプリント、MCIといったアメリカの電話サービスを利用することです。通りにある公衆電話の利用に必要な専用コインは、新聞販売店、特定の店、多くのキオスクで購入できます。
大きな都市では、手頃な価格のインターネット・カフェが多くあります。
タイムゾーンと時差
モスクワ、サンクトペテルスブルグともにグリニッジ標準時+3で、日本より6時間遅れています。ただし、ロシアではタイムゾーンが州や市によってグリニッジ+2時間〜12時間まで変化します。詳細は⇒ロシアのタイムゾーンをご参照下さい。
税金とチップ
モスクワやその他の大都市のホテルでは、10〜15%のサービス料が含まれています。含まれていない場合、レストランではサービスに応じて10〜15%のチップを置くのが普通です。
物品税はありません。 しかし、ほとんどの商品にVAT(付加価値税)が18%かかります。主に子供用品や食品に関しては、VATが10%に軽減されています。
ロシアへの輸入取引、ロシア国内での商品、サービス取引にVATが課税されます。医薬品、技術製品の輸入は、VATの免税対象となっています。
VAT支払い額が3000ルーブルを超える場合、月に一度、払い戻しが受けられます。支払いは、翌月の20日までにされます。
VAT支払い額が3000ルーブルに満たない時は、毎月ではなく、3ヵ月ごとの払い戻しとなります。
ビザ(査証)
 ロシアを旅行する場合、全ての外国人は入国ビザを取得しなければなりません。ビザの取得には、ホテルの予約が必要となります。入国ビザは、ロシアの在外大使館または領事館で取得できます。詳しくは在日ロシア連邦領事部の公式ウェブサイトを参照下さい。
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