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3世紀も前には、ムガール世界の中心地として位置づけられていたアウランガバードは、巨大な歴史都市であり、エローラやアジェンタで知られる岩に掘り込まれた古代石窟寺院が広範囲に渡ってあることで特に有名です。また、ムガール帝国皇帝アウラングゼーブの永眠の地として有名であり、影響を強く受けています。彼は、18世紀の始めに死去するまでこの街に君臨していました。アウランガバード内外の名所を見るには車が必要となり、ツアー会社を通したり、タクシー運転手にアレンジしてもらうことで容易にできます。

アジェンタ石窟群
エローラ石窟群同様、アジェンタは人が岩を掘って造ったものであり、その独特な自然のあり方ゆえにユネスコの世界遺産に指定されました。ここに到着するにはアウランガバードから100キロ移動しなければならず、楽に1日を要しますし、アウランガバード滞在を日程の一部に加えなくてはいけません。石窟群の一部にある壁画は2,000年以上前にさかのぼる最古の寺院群とともに、この上なくすばらしいものです。

アウランガバード石窟群
街からはるか遠くにある著名なアジェンダやエローラ石窟群のように、実際にアウランガバード石窟群も岩の周囲を複雑に彫られています。こうしたすばらしい彫り物は、2世紀から6世紀にかけて造られ、全部で12窟あります。タントラの像が描かれているものもあります。郊外タクシーでここまで約15分です。

アウラングゼーブの墓碑
クルダバード近くにあるアウラングゼーブの墓碑は、ムガール帝国皇帝であった彼が特に街の発展に大いに貢献したため、アウランガバード周辺の人々や歴史学者に崇められているものの一つになっています。1707年に彼が死去してからの300年間、この地を代表するものになっています。この地は地元住民にとって大切なものであるだけでなく、パキスタンのラホールのように遠く離れた人々にも大切なものであり、ラホールには彼が建立した重要な記念碑が今もあります。
デーヴァギリ砦
12世紀後半にこの象徴的な砦は、高さ200メートルの円形の丘に造られ、下方にある坂はわざと急勾配にされ、防衛力を高めています。これにより、砦は孤立した雰囲気になっています。砦の大半は修復中ですが、ムガール帝国のあずまやが今なおそのまま建っていて、最上階からの眺めはすばらしく、晴れた日にはアウランガバードの街が30キロにわたって見渡せます。近隣のダウラダバードへの往復には、車で約45分かかります。

エローラ石窟群
アウランガバード有数の呼び物であるアジェンタとエローラ石窟群は、実際に1,000年以上も前に地元の僧侶たちが岩の周辺を掘って造った35の寺院です。街から約30キロのところにある石窟群は世界遺産であり、インドの中でも最高にすばらしいものの一つです。ジャイナ教、ヒンドゥー教、仏教遺跡が混在し、インド中はもちろん諸外国の旅行者に人気のものとなりました。エローラ石窟群のハイライトであるシバ神のいるカイラス山のカイラス寺は見逃さないでください。

パイタン
もう一度アウランガバード市街から少し郊外に出たところにあるパイタンは、ゴダヴァリ川岸にある由緒正しい小さな町であり、約2,000年前、すでにサタヴァハナ朝の首都で、中央インド有数の重要な都市でした。聖人エークナートの墓碑は、マイソールにある庭をモデルにした有名な庭Sant Dnyneshwar Udyanとともに歴史的名所のひとつに名を連ねています。また、伝統的シルクの生産ビジネスに成功し、アウランガバードとマハラシュトラ州全域で販売されています。
聖人の渓谷
街からちょっとはずれたところ、クルダバード近くにある聖人の渓谷は、アウランガバード周辺地区で歴史的にすばらしいところに数えられます。この地区の名は、14世紀にここに住んだ神秘主義者の多くの聖人から付けられました。アウラングゼーブの墓碑もここにあります。
アウランガバードはさほど観光地化されていませんが、ホテルの部屋で時間を潰すような心配はありません。周辺の自然の風景は楽しめますし、他にすることがなくても長めの散歩にでかけ、街やその周辺をぜひ見て回りましょう。さらに、歴史的名所の類がたくさんあり、見た人が少ないだけに貴重なのです。
辛いインドカレーを食す。デリー、ムンバイ、アグラ、ゴアのようなところで旅行者に混じり、手を使って食べるのは人目が気になるでしょうが、アウランガバードでは旅行者が少ないので地元のレストランへ向かい、カレーを注文して手で米を口に運びましょう。味わい、食感を敏感に感じる方法として、必ず右手だけを使ってください。
聖人の渓谷をサイクリング。アウランガバード近郊の歴史地区に独力で向かうと、街の建国者アウランガゼーブの墓碑を訪れられます。距離はサイクリングにちょうど程よい距離にあり、タクシーの値段交渉をしなくて済みます。

ゴダヴァリ川で魚釣り。パイタン近郊を含め、街周辺で釣り糸を投げ込むので人気のスポットは、街から約50キロのゴダヴァリ川の流れです。ツアー会社に詳細と道具レンタルについて尋ねてみましょう。
歴史遺産を鑑賞する。アウランガバードとその周辺の名所には、インドでも最高クラスの壮大で独特なものがあります。特にエローラとアジェンタ石窟群は、旅行を最大限に活用するためにも街を出て見に行ってください。
地元産シルクの店。パイタン産シルクはアウランガバードの市場で伝説に残るほど有名です。このあたりで販売されている、サテンとは異なる、シルクと綿を織り交ぜた伝統的織物である精巧なヒムル織も有名です。

ロナールに日帰り旅行。街から160キロ離れたところにあるこの驚くべき名所は、アウランガバードから車で3時間の長距離にありますが、時間が許すならぜひ訪れてください。玄武岩質隕石によって作られた地球上最大のクレーターであり、無生物の湖となっていますが、地元の景勝地の一つになっています。































