古くから伝わる伝統と現代がミックスするブラジルは、ユニークな建築、文化、祭り、ブラジル料理が旅行者を迎えてくれます。チリとエクアドルを国境に接する南アメリカ大陸に位置し世界で5番目に大きな国土を持つ国です。人口は1億7千万人(2006年11月現在)、数百マイルもの長さの海岸線が自慢で、楽しく平和な国かつパーティー、バー、レストラン、カフェでは元気なブラジルの一面を見ることができます。

ブラジルへ行く旅行者に最も人気がある都市は、世界有数のビーチがあることで知られるコバカバーナや活気とバイタリティー溢れるリオデジャネイロ市です。リオは、750メートル以上の山々や熱帯植物が生い茂る岸に囲まれた印象深い街です。これらの山々は街のランドマーク的存在でもあり山頂にはイエスキリストの像があります。街の住民達は素晴らしいパーティーを開放することで有名です。

アドベンチャー嗜好の旅行者は、活気ある都市サンパウロへ向います。サンパウロは人口2千5百万人と南アメリカで最も大きな都市です。全国からブラジルの民族が集まり文化、ショッピング、ブラジル料理のハブとなっています。国民に人気のニュー・ブラジル・シアターはいち早くニューヨークに匹敵する程のカルチャーセンターとなりました。なお、サンパウロの犯罪発生率は比較的高く、旅行者は注意が必要です。

世界最大の熱帯多雨林地帯アマゾンについて話題にすることなく、ブラジルを語ることはできません。エコツアーはジャングルへの入り口マナウスから出発します。アマゾンのジャングルは、アマゾン川を中心にブラジル北部の3分の1を占めます。アマゾン川流域を通るジャングルツアーの殆どは、ボートに乗るものです。マナウスからは、アマゾン日帰りツアーから熱帯雨林の中をトレッキングするオーバーナイトツアーがあります。

ユネスコ世界遺産に登録されているイグアナの滝は、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国の国境沿いに位置しています。ジャングルをバックに岩壁を流れる高さ72メートルの滝をはじめ275本もの滝があります。
ブラジル内陸部は一種の乾燥洗浄森タイプの草原セラードで覆われた不毛地帯の高原から成ります。この地域で最も大きな都市は、首都ブラジリアです。

国の北東部地域は、サトウキビ農園と都市が点在する素晴らしい海岸線があります。豊富な食物とアフロブラジルの文化、古代古都、静かなビーチを持つ昔ながらの雰囲気が残っています。伝統的なフェスティバルで素晴らしいライブ・ミュージックや陽気なダンスが楽しめます。この地域の人気都市は静かな植民地の町オリンダです。サルバドルの16世紀の都市の音楽が聴けるとても良い場所です。
ブラジル最南端は、ヨーロッパからの移民によって植民された地域で、ブラジルで最も人口密度が高い地域です。小さく魅力的な都市クリチバは都市計画によって作られた都会暮らしの優れたモデル都市として有名です。夏の休暇を過ごすのに最適なのは、ブラジル南部に40以上の素晴らしいビーチが広がるサンタカタリーナ(別名フロリアンポリス)の小さな島です。
多くの良い宿泊施設の中から、幅広い価格帯から予算に見合った宿泊施設を選ぶことができます。クオリティーは良いのですが、「支払った分のサービスを得る」というスローガンがブラジルの殆どの都市で言える傾向にあります。アマゾン川の探検又は雰囲気を少し味わいたい旅行者のために様々なタイプのロッジがあります。エコツアーはここから出発し、多くのロッジ宿泊施設とジャングルツアーのパッケージを提供しています。
ブラジルの宿泊施設につきましては、当サイトのブラジル・ホテル一覧ページもご参照下さい。
ブラジルは南半球に位置しているため、季節は夏が12月から3月まで、冬は6月から9月までとなります。
気候は、国内の地域によってかなりの違いがあります。ブラジル大部分の地域は熱帯気候に恵まれていますが、一部では高度や海風、南極に影響される寒冷前線の影響を受ける地域があります。天候も北から南、東から西と様々に変化します。温度は北部の乾燥した暑い状態から、アマゾン地域の暑く湿気が多い地帯、南西部では夜間になると温度が下がり雪が降ることもあります。地域ごとに気候に大きな違いがあるため、1年を通して、どこかの目的地が旅のベストシーズンになっています。
アマゾン川流域の年間平均温度は25℃から最高32℃で、湿度が高くにわか雨が頻繁に降ります。パンタナールでは、12月から3月までが雨のシーズン、7月から10月までが乾季です。気温は高温度から冬は10度まで下がり気温の変動が大きいです。リオデジャネイロは高温と豊富な雨量の熱帯気候です。
サンパウロの春の気候は温かい日が続きアマゾンやパンタナルでは雨季に入る前の時期です。その他、カーニバル後にローシーズン料金となる頃も過ごしやすい気候で。おすすめの旅行時期でもあります。

ポルトガルは1500年代に西アフリカから連れてきた労働者とともにサトウキビ耕作事業を始めるためにブラジルへ入植しました。1690年の金の発見によりポルトガルからより多くの人々が来ました。1700~1800年代には約1000トンの金と300万カラットのダイアモンドが採掘されました。

1808年のナポレオン軍ポルトガルの侵入に始まり、ポルトガル王と王室はリオデジャネイロへ移り、1821年まで留まりました。1815年、ブラジルは植民地状態から、ポルトガル王国の一部としての王国へと昇格しました。1822年~1824年の独立戦争の後、ドン・ペドロ1世の元、ブラジル帝国を築きました。奴隷制度は君主制の終わりと同時に1888年に廃止されました。この頃、コーヒープランテーションはさらに遠くのブラジル南部へと広まりました。
新しい共和国は連邦制を採用しましたが議会制は大統領制に代わりました。1930年まで続いた『第一共和制』政府は強制的に倒されました。1934年に新しい憲法が設立され、社会福祉法律、教育制度の改革などの重要な方針が導入されました。また、工業化も進歩しました。
1956年から1961年までの5年間、ブラジルはジュセリーノ・クビチェック大統領の下で急速に景気が拡大しました。次のジャニオ・クアドロス大統領まで続きましたが1年足らずで辞任をしました。クアドロス政権の副大統領ジョン・グラーが引継いだ数年間は社会混乱、経済危機を招き嵐のような時代でした。1964年に軍隊がクーデターを起こし1985年まで国を支配し続けました。この期間の大統領5人は全て軍出身者でした。
1985年に行われた大統領選挙では、タンクレード・デ・アルメイダネーヴィスが選出されましたが、選挙の5週間後に亡くなり副大統領ジョセ・サルネイが大統領に就任し、1988年に新憲法が発布されました。1995年に行われた選挙ではフェルナンド・カルドーゾが大統領となり1998年の選挙に再選し、現在に至っています。































