 アントワープ
15世紀からアントワープは重要なダイヤモンドの中心地でした。今日、世界のダイヤモンド貿易の中心となっています。ダイヤモンド原石の取引が盛んなだけでなく、宝石商も数多くいます。ダイヤモンド地区は市のちょうど中心にあります。
アントワープはまた都市中にブティックやアウトレットの店が並ぶ、ファッションの中心としても有名です。ビールやジンを楽しむ伝統あるバーとともに、新しい流行のバーやナイトクラブも活気に満ちています。
 現代のアントワープには、より伝統的な魅力もあります。市庁舎や市の起源の伝説を持つブラボー像の噴水がある印象的なマルクト広場、そしてルーベンスの像がある18世紀のフルン広場です。地元の有名な芸術家であるピーター・ポール・ルーベンスの作品は、アントワープの至る所で見られます。特に王立美術館にある彼の作品のコレクションは世界一と言えるでしょう。ルーベンスが暮らし、仕事をした、壮大な17世紀の建物、ルーペンスの家には、他の多くの美術館や教会と同様に、彼の作品が飾られています。
 ブルージュ
ブルージュは、中世の街並みをそのまま残した絵葉書のように美しい街で、ゆったりとボートで運河を巡ることができます。市の中心には車が入れないので、徒歩やボートで回るか、馬車で玉石を敷いた通りに沿って行くことになります。街には無数の水路があるため、「北のベニス」と呼ばれています。
ブルージュには様々な見どころがあります。中世には市の国内港であった愛の湖公園、浅浮き彫りや聖人の像で飾られたファサードが特徴の14世紀の市庁舎、フランボワイヤン・ゴシック建築の傑作で、多くの絵画やアンティークが展示されている救世主大聖堂、活気あるマルクト広場などがあります。ブルージュには、ヤン・ファン・アイクからマルセル・ブロータースまで、素晴らしい600年のフランドル絵画コレクションを誇るグルーニング美術館など、優れた美術館がいくつかあります。中世の聖ヤン病院を利用したメムリンク美術館には、画家ハンス・メムリンクの作品が展示されています。
市は、いくつかの素晴らしいビーチや、絵のように美しい修道院や公園が点在する肥沃なポルダー地帯に近接しています。ブルージュは、2002年ヨーロッパ文化都市に指定されました。
 ブリュッセル
ブリュッセル観光で必ず一度は訪れる大広場「グラン・プラス」には、様々な建築様式が混在>しています。他にはサン・ミッシェル大聖堂や、町と山の手を結ぶフランス式庭園が美しい芸術の丘公園といった見どころがあります。1774年から1780年の間に、ルイ16世様式で建てられたエレガントな王宮、古典美術館、現代美術館もあります。
 グラン・プラス北東にあるブッシェー通り周辺通称「イロ・サクレ地区」はブリュッセルの食い倒れ横丁として有名です。ルイーズ通りとワーテルロー大通りが交わるルイーズ広場周辺は、高級ブランドのブティックが並んでいます。EU委員会本部の東には堂々とした凱旋門が見どころのサンカントネール公園があります。王立美術館の西のグラン・サブロン地区では、毎週日曜日にアンティーク・マーケットが開かれます。近くにはゴシック様式のサブロン教会、ゴシック様式の柱に囲まれたプチ・サブロン広場などもあり訪れる価値があります。市外の重要な見どころは、ベルギーと現代ヨーロッパの未来を形づくった戦いが行われたワーテルロー古戦場です。
Tip「ブリュッセル・カード」を購入すれば、30余りの博物館、美術館を自由に見学できるうえ、3日間市内交通が乗り放題になります。観光案内所、ホテル、美術館、ブリュッセル市交通局にて取り扱っています。
 ゲント
ブルージュのライバル都市ゲントには、見どころがたくさんあります。ブルージュより観光客が少ないということも魅力の一つです。古くは織物産業の中心で、中世にはパリに次ぐヨーロッパ第2の都市でした。中世の中心ゲントには、3つの修道院を含む多くの歴史的建造物があります。シャルル5世の洗礼の場と、ファン・アイク兄弟の傑作、神秘の子羊のある聖バーフ大聖堂、1576年にゲント講和が調印された市庁舎、レイエ川に囲まれた中世のフランドル伯居城、15世紀の繊維ホール、古いギルド・ハウスの並ぶ中世の中心地、美術館、産業考古学博物館などが主な見どころとなっています。
 アルデンヌ地方
ナミュール州、リエージュ州、リュクサンブール州の南部3州はアルデンヌ地方と呼ばれ、料理、森、湖、小川、洞窟、古城で有名です。森や荒地の自然が多く残り、中世には多くの城や要塞が造られました。また第二次大戦では激戦地になった地でもあります。ディナン郊外にあるアンの洞窟はヨーロッパ最大級の鍾乳洞の一つです。 ミューズ川は多くの観光要所を通って蛇行しています。
古城で特に有名なものは中世の城の雰囲気を堪能できるモダーヴ城と庭園の美しいアンヌボワ城です。これら古城を巡るにはナミュールを起点とするのが普通ですが、そのナミュールは「アルデンヌの真珠」と呼ばれ、古い大学都市で、大聖堂、城、多くの博物館があります。
また、アルデンヌ地方ではレッス川、ミューズ川(ディナン近郊アンスレム)、ウルト川(ラ・ロッシュ・アン・アルデンヌ、デュルビュイ)などで、美しい自然の中、カヌーを楽しむことができます。
ちなみに、アビイビール(修道院ビール)で有名なサン・レミ修道院はナミュール州のロシュフォールにあります。
 ビーチリゾート
ベルギーの海岸線は、オランダ国境近くのクノッケからフランス国境ドゥ・パンヌまで67kmの砂浜が続いています。ベルギーでは極めて貴重なビーチですが、どこでも海水浴は無料となっており、セーリング、サンドヨット、乗馬、釣り、ボート、ゴルフ、テニスが楽しめます。アントワープより列車でわずか15分のクノッケとオステンドが、一番活気あるビーチとなっています。最近、海岸沿いの第一次世界大戦時の戦場を訪れる人が増えています。戦場跡はいくつもあり、場所によって施設の程度は様々です。
 トゥルネー
ベルギーで2番目に古い都市で、その歴史はローマ人の時代までさかのぼります。トゥルネーの大聖堂は、西洋で最も美しい宗教的記念物の一つです。第二次世界大戦で旧市街の多くが被害にあいましたが、印象的な鐘楼を持つ、ベルギー最古の12世紀のノートルダム大聖堂は無事でした。ルーベンス、ブリューゲルの作品を集めたベルギー有数の美術館や、訪れる価値のある自然史博物館もあります。
 リエージュ
ベルギーのフランス語圏、ワロン地方最大の都市であるリエージュに、ベルギー文化の半分があります。ミューズ川岸に位置し、多彩で豊かな過去の名残をとどめたリエージュは、皇子司教領として800年間、独立を保ちました。
リエージュのシタデルからは、旧市街(市内で最も印象的な地区)を見渡すことができます。ワロン生活博物館、ワロン美術館、コロー、モネ、ピカソ、ゴーギャン、シャガールの他多くの作品が展示されている近代美術館、コイン、リエージュ家具、磁器のコレクションを誇るクルティウス博物館など、リエージュには優れた博物館、美術館が多くあります。聖ジェームズ教会、ムーズ・ロマネスクなどの建築様式が混在し、精巧なルネッサンス・ステンドグラスを持つ古い修道院、18世紀の市庁舎がリエージュで有名な建物となっています。
おすすめアクティビティ
有名画家の作品を鑑賞ベルギーの有名画家の作品を鑑賞しましょう。ハンス・メムリンク、ルネ・マグリット、ピーター・ポール・ルーベンスなどの作品が、国の至る所にある美術館に展示されています。お金のかからない文化的で安全なアクティビティです。
 ダイヤモンドの輝きに魅了されるアントワープは15世紀から重要なダイヤモンド産業の中心地でした。市の真ん中に位置するダイヤモンド地区には、無数の宝石商がいます。
 アンティーク・マーケットを散策ベルギーには素晴らしいアンティーク・マーケットがあり、見てまわるだけでも楽しく、小さな(または大きな)宝をお土産に買うこともできます。ブリュッセルでは、ジュ・ドゥ・バル広場やグラン・サブロン広場、またはアンティーク好きにはたまらないサブロン地区のウィークエンド・マーケットに行ってみましょう。アントワープでは、シュッターショフ通り、レオポルト通り、救世主大聖堂周辺にアンティークの店が並んでいます。ブルージュには素晴らしいアンティーク・マーケットがいくつもあり、毎年11月には国際アンティーク・フェアが開催されています。
 カーニバルを楽しむ2月か3月にベルギーにいることになったら、奇抜で素敵なカーニバルに参加してみましょう。ブリュッセルの「グラン・プラス」、小さな町バンシュ、マルメディ、スタヴロが活気あるイベントを体験できるお勧めの場所です。
 ベルギー料理を味わう一人当たりのミシュランの星の数は、この国が最高です。多くの素晴らしいレストラン、洗練されたカフェ、パブが並んでいます。地元の農産物とビールを使ったフランドル料理が習えるグルメ旅行を扱う専門の旅行業者もあります。ベルギーの郷土料理、ムール・エ・フリット(大釜に入った湯気立つムール貝とボウル入りのフレンチフライ)を試してみてください。ベリーとクリームをのせた、有名なベルギー・ワッフルも試す価値があります。
 アルデンヌ地方を散策料理、森、湖、小川、洞窟、古城で有名な高原地帯です。洞窟あるいは鍾乳洞は、この地方の主な見どころの一つとなっています。ハイキングやカヌーを楽しんだり、ただ単に自然の中に座って景色を楽しんだりできます。 ブリュッセルのグラン・プラスカフェや歴史ある建物が並び、活気に満ちた素晴らしいゴシック様式の広場です。あらゆる観光客の旅程のトップに入る必見の場所です。
 ブルージュ観光美しい中世の街ブルージュは、車の乗り入れが禁止されており、ボートで無数の運河をめぐったり、石畳の通りを歩いたり、自転車や馬車に乗って楽しむことができます。
 ベルギービールを試してみるビール好きな人にとって、ベルギーは楽園のようでしょう。はやりのバーや伝統あるパブから、高級レストランや古代修道院まで、1000種類以上ものベルギービールを、国中で試飲することができます。また、毎年9月にはベルギービール・ウィークエンドが、12月のクリスマスの時期には、クリスマス・ビア・フェスティバルが開催されます。
 チョコレートを味わうベルギーのチョコレートは有名で、世界中で人気を得ています。これほどたくさんの種類がそろっている国は他にはないでしょう。チョコレート博物館や一般に公開されている工場に加え、チョコレート店も無数にあります。詳細はスポーツとアクティビティのページ ダイニング・セクションをご覧ください。
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