
国王ウィリアム4世の王妃にちなんで名付けられたアデレードは、素晴らしいビクトリア朝やエドワード朝の建物で有名なだけでなく、庭園、修復された植民地時代風のパブ、教会、近代的な建物を持つ、よく計画された上品な都市です。都心部は、アデレード・ヒルとセント・ビンセント湾(西ヘ10km)に挟まれた細い平野に位置し、ビジネスの中心と郊外とを隔てる広々とした公園に囲まれています。
アデレード近郊には、ワイナリーの宝庫バロッサ・ヴァレー、ドイツ風の街並みが残るハーンドルフ、アシカやエミュなどの野生生物が生息するカンガルー島など1日観光できるところが多くあります。

アデレードで買い物三昧!
アデレード中心街では何と言ってもランドルモールが人気あるスポットです。並木道、現代彫刻のオブジェ、屋外カフェなど近代的でオシャレな部分と自然や芸術を楽しむ空間、勿論レストランやショッピング店舗も充実しており、ここはアデレード1番のモールです。通りでは路上芸術家が見事な腕を披露していたり、街には躍動感があります。中心街に行くと人気デザイナーズブランドのショップが連なっており、購買欲が高まりそうです。その他にも大勢の人で賑わっているセントラル・マーケットを覗いてみたり、早い時間からパーテイ―に参加してナイトライフを充実させるのも楽しいでしょう。
アデレードにある観光スポットの中で、お勧めのスポットと言えば、市内から車で近距離の所にあるアデレードヒルズとその沿岸です。アデレード港はランドルモールからたった数マイルの所で、近代的な市内とは対照的に、この港の周りには歴史的建築が立ち並び古風で優美な雰囲気を醸し出しています。
現在アデレードと呼ばれている地域は植民地前はカウナと呼ばれていました。カウナには当時約300人の先住民アボリジニ族が住んでいました。アボリジニ族の領土は南部はケープ・ジャービスまで北部はポートウエイクフィールドまで拡大して領土を支配していました。
ヨーク半島に住んでいた先住民ナランガ族は結束が強く平和な日々を過ごしていました。初期の白人開拓者が移住する前に、マレー川そばのニュー・サウス・ウエールズ地帯から来た天然痘や他の伝染病がカウナに蔓延して多くのアボリジニ族が亡くなり人口が一気に激減しました。

コロネル・ウイリアム・ライト(ウイリアムライト大佐)は1836年12月にイギリスの正式植民地であった現在のアデレードを首都に選び、都市化開発も担当していました。首都として選んだ場所は重要な水の供給源であり、肥沃な土壌をもたらしているトレンス川のそばでした。この町はイギリス国王ウイリアム4世の妻アデレード女王にちなんで“アデレード”と名付けました。
オーストラリアの歴史でもアデレードは受刑者が移住しない通常とは異なる形態の植民地でした。町が繁栄すると移住者に有利になるためイギリス政府は例外としてアデレードに経済的援助をしませんでした。
この植民地は移民者に市民としての自由が保障され、宗教迫害もない自由移民の為の植民地として開拓されました。
1850年代初期までヨーロッパから移住してきた移民の数が14000人を超えました。1870年代から1880年代まで続いた麦好バブルも手伝い、町は急速に発展して、多くの新しくて美しい建物を建てる建設ラッシュを引き起こしました。当時作られた多くの建築物件が近年でも残っています。1920年代の第一次大戦中から第二世界大戦にかけて、町は一層発展していきました。
南オーストラリアは1960年代から70年代の間、行政を取り仕切り、死刑廃止、人種性別差別の禁止、アボリジニ族の土地所有権奪回など様々な改定をしました。現在のアデレード地域は随分拡大され、南部はマスリンビーチ方面から始まり、北部はゴウラ、そして海岸からロフテーレンジス山までひろがっています。
近年では、アデレードは観光者だけではなく、オーストラリア人からも人気のある都市へと成長しました。
アドレードは“教会の町”と知られているほど非常に多くの教会が建てられています。その他の特徴として、近場にあるビーチやワイナリーと同様に、設備が充分整った宿泊施設や美味しい食事が楽しめるレストランが豊富にあります事です。オーストラリア亜熱帯林や現地の珍しい野生動物もまた違った興味深いアデレードの特徴です。
アデレードの気候は夏は乾燥と温暖気候で、冬は涼しくなります。アデレードは1年中温暖で快適な地中海性気候です。アデレードはロフテーレンジス山からセントビンセント湾までの平野地帯です。平均気温は夏は28度前後で冬は15度前後になります。
四季のあるアデレードは11月から3月にかけて気温が一番上がる夏のシーズンで冬は6月から9月の間で最低気温が10度まで落ちます。最も雨が降る雨季は5月から9月にみられます。
大きなフェステイバルは暑い夏に開催されます。暑さが苦手の人は夏を避けた方が良いかもしれません。もし暑さが気にならないのであれば、2月中旬から3週間の間に大きなフェステイバルが開催されるので、フェステイバルに参加したい人はその時期を狙って訪れると良いでしょう。
アデレードに訪れるのであれば、天候重視であれば、穏やかで過ごしやすい春か秋をお勧めします。6月から8月は冬になるため寒くなり、雨も降りやすくなります。































